脱原子力!−ローソクの火を灯して思うこと 国立市議会議員 小川ひろみ
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2007 年 3 月 16 日     カテゴリ:活動報告
脱原子力!−ローソクの火を灯して思うこと

また、電力会社によるデータ改ざん、トラブル隠しがありました。今回は、石川県志賀町にある原子力発電所で、1999年6月に「臨界事故」が起きていたのに、8年間隠していたという内容です。99年といえば、あの茨城県東海村で民間会社JCOが臨海事故をおこし、死者2名、被爆者663名を出した同年にあたります。東海村は夏の9月でした。その3ヶ月前の6月に、原子力発電所で同事故が起きていたことになります。この事故が、その時点で報告されていたら……、と思わずにはいられません。他の発電所への警告となって、東海村で被爆による死者と負傷者を出さずに済んだかもしれません。
日本政府は、そのような中でも、原子力政策を推進しています。安倍首相も「安全な原子力」を強調しています。そして、使用済み核燃料から取り出したプルトニウムを原発で再利用する「プルサーマル計画」は、2010年度までに16〜18基の原発で導入する計画。しかしながら、地元の了解が得られているのは2基のみ。今回のような電力会社のトラブル隠しが続き、原子力発電の信頼が失墜するなかにあって、プルサーマル計画を進めることは、実際のところ不可能なのではないでしょうか。
それにしても私たちの暮らしは、何から何まで“電気”に頼っている生活です。
先日、事務所で使っていたポットが壊れ、新しいものを買わざるを得なくなりました。これまでのポットは、電気コードを抜いていても、お湯を吸い上げましたが、今度のは、コードを抜いたままでは、お湯も吸い上げてくれません。小さな変化ながら、仲間で「へエー」と。Newポットは、電気ですべてコントロールされているのです。ここまでくると、昔の「魔法瓶」という素敵なネーミングの、電気保温の利かないポットが懐かしくなります。
私の趣味のひとつに、ローソク集めがあります。オーストラリアにいた高校生の頃、ホームステイをしていたお宅が、部屋の電気を全部消して、ローソクの火で団らんの時を過ごしていました。都会っ子の私の知らなかった、心の落ち着く空間と時間でした。それからはローソクが好きになり、いろいろ集めたり、また人からお土産でもらったりしています。世界のどの地方にも、その土地独特の形や色が施されたローソクがあるのも嬉しいです。
石油と原子力に頼った生活には限界があります。わたしたちの現代生活に、どうにか自然との共生を取り戻し、省エネルギーを心がけることで、エネルギー政策の見直し・大きな方向転換を、国や自治体に迫っていきたいと思います。



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